【夢】
小波「危ないすーみんっ!」
澄「きゃっ……!!」
那子「破ァ!」
那子「ふぅ…この光の盾が無かったら危なかったな。あとちょっとでやられていたよ」
澄「ありがとう那子ちゃん…」
小波「なこちーカッコE→!」
・・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・
那子「という夢を見たんだ。だからRPGやろう?」
澄「設定薄いなぁとか小波ちゃんってそんな口調だっけとか色々ありますけど分かりました」
小波「RPGっていうとやっぱりDQとかFF?」
澄「それもいいですけど…そうですね、3人居るし名前も付けたいのでコレにしましょう」
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紗季のほのぼの事務所ライフ ~キャラ創りコラム:デフォルメキャラ! あり得る? あり得ない?~
春の訪れまではまだまだ日が遠く、街中を通り抜ける風が道を急ぐ人々に鋭く吹きつけている。
新たな年が明けてからしばらく経ち、世の中は普段と同じリズムを再び刻み始める。
人々が皆、忙しなく動き始めるのは屋内の場面でも変わらず、相沢慧悟が配属されている署内も無論、例外ではなかった。
「ようやく一休み、か……」
署内の片隅に設けられた小さな喫煙スペース内のベンチに座り、コートの内ポケットから残り少なくなったタバコを取り出すと、手触りを確かめるようにしてから軽く咥えて火を点ける。
「ふぅー……」
他に誰も居ない喫煙スペースのガラス越しに右へ左へ行き来する職員達の様子をぼんやりと眺めていると、
軽いノックの後に入口のドアが開いた。
「お疲れ様でーす……あれ、相沢先輩も休憩ですか?」
「ちょうど一山片付いたところだ」
冷たくなった手を擦りながら部屋に入ってきたのは相沢と同じ署に勤務する鳥野康平巡査だった。
年は相沢よりもひと回りほど下で「駆け出しの若き警察官」といった雰囲気が漂っている。
現在は所属している部署が違うので相沢の直属の部下ではないが、鳥野がこの署に初めて配属される事となった時、彼の指導係だったのが相沢だった。
相沢からすると目が離せない弟分のような男で、互いの部署が別々になった今でも相沢が彼に抱くイメージは変わっていない。
「相沢先輩はエスプレッソですよね? はい、どうぞ」
鳥野が自販機で二人分の缶コーヒーを買って、相沢に一つを手渡す。
「おぅ、悪いな」
喫煙所で何度もあったやり取りを以前と変わらぬ調子でなぞるように済ませると、鳥野は相沢の向かいのベンチに腰を下ろした。
「はぁ……何か面白い事件とかないですかねぇ? こう、ドラマとかでよくあるような手に汗握る感じの」
「おいおい、お前なぁ……事件なんて無い方が良いに決まってるだろ? それが変わった事件ならなおさらだ」
「でも、そんなんじゃつまんないっすよ。毎日ちょっとした事件や事故、交通違反なんかの処理ばっかり……」
「気持ちは分からんでもないが、普段のそういうのが一番大事だったりするんだよ。しかしまぁ、それだとお前も面白くないだろうから、今日は面白い事件や犯人の事について少し話をしてやるよ。色んな事例についての考察自体は悪い事じゃないしな」
備え付けの灰皿で短くなってきたタバコの灰を落とすと、缶コーヒーの口を開ける小気味良い音が二つ、喫煙所の中に響いた。
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シガレット
(写真:PAKUTASOさまより)
「いらっしゃいませー」
朝の8時30分に、決まって彼は訪れる。
少しくたびれたストライプが入った紺色のスーツに、営業職なんだろうか、しっかりしたカバンと鈍く光る使い込まれた革靴が今日もかっこいい。
コツコツと小気味よい音を響かせながら店内を巡り、野菜ジュースとツナマヨのおにぎりを2つを持ってレジにくる。商品をレジに置くと、ズボンのポケットから財布を出しながら彼はこう言う。
「マイルドセブンの8mg、ボックスで」
「少々お待ちください」
――このほんのわずかな、1分くらいであろう時間が、私の毎日のささやかな楽しみなのだ。
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【小説】ささめき ~検閲~
検閲
大学の食堂と言うのは決まってお昼時には混雑するものだけれど、ピークタイムを過ぎると程よい雑談の場となることを私たちは知っている。午後最初の講義が空き時間の彼と私は、その次の講義時間までいつもここで時間をつぶす。
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逆向きの恋
電車のドアが開くのを、俺は背中で聞いていた。
快速の電車を先に行かせる為に、帰りに乗る電車は1分ちょっと止まる。
俺はきまって3両目の左側のドアの前に立って、目の前の反対方向へ行く、同じように出発を待つ少し空席が目立つ電車を眺めるのが日常だった。
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独男のグルメ 第2話「24時間スーパーのそばとチキン南蛮」
■第2話「24時間スーパーのそばとチキン南蛮」
お待たせいたしました、某独り語りグルメ漫画リスペクトのFlashノベルです。 →第1話
上のリンクをクリックすると新しいウィンドウが開きますので、ぜひプレイしてください!短いです!
今回はタイトルからご察しの通り、スーパーの惣菜となります。
前半と後半で写真の画質が違うのはスマホと一眼の違いです。ちょっと上手く撮れたなーというのもあるので、お腹が減っている方は注意!
<素材を使わせていただいたサイト>
・フリーBGM・音楽素材MusMusさま
・LemoNovelさま
鏡壊
友人宅に、家のドアを開けたら全身が丸ごと映るような大きな鏡を仕掛けた。
普段冷静な彼が驚いたらどんな顔をするのか。ただそれだけの興味で、何人かの仲間とひっそりと準備し、彼が家から出てくるのを隠れて待った。
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れげーぶ! 第2話「無限ドライブ」
ガラガラ
小波「ごめーん!掃除してたら遅れちゃった!……ってあれ?なこちーだけ?」
那子「そーだねー」ピコピコ
小波「そっかぁ、すーみんも来てないんだぁ」
澄「……いや、小波ちゃんの隣に居るんだけど」
小波「わぁいつの間に!」
澄「(この子はおっちょこちょいというかなんと言うか、抜けてるなぁ)」
ガラガラ ピシャーン
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れげーぶ!(仮) 第1話「一番難しいのは着陸だと思う」
――私立サンマルコ高校 文化棟某部室
那子「今日のソフトはこれだー!」ジャーン
小波「そ、その水色のカセットはまさかっ!」
那子「ふっふっふ……そう! 今日は『アーガス』をやる!」
■アーガス
発売元:ジャレコ
発売日:1986年4月17日
ジャンル:シューティング
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5分間の恋
場繋ぎ的更新。きっと明日にはたふぃー先生が斜め上どころか極座標のモノを出してくれるはずさ!
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