――とある鎮守府、艦隊司r
長月「おい……ちょっと待て」
提督「ん? どうした? 長月」
長月「どうした?じゃないっ!! 何だこれは!?」
※以下18禁閲覧注意※
提督「だからちょっとハードなやつだって。というかその状態になってから文句を言われましても」
長月「だって今日はなんていうか、ノリで……」
提督「できるって大丈夫大丈夫。もう俺の連装砲ちゃんもこんなになってるから何の問題もない。確実にデキルヨ……」
長月「っ! も、そんな……」
提督は真っ先に下半身を解放し、そそり立つ怒張を見せ付けた。
提督「だろ? これも全て長月の魅力のせいなんだから、責任とってもらわないとなぁ」
長月「違うだろ! 明らかにこの……何だ、今日のコレに興奮してるじゃないか!」
提督「長月だからこそだよ。他の娘じゃこうはならないよ(多分)」
長月「そ、それでもだ! やっぱりこれはダメだ! なんか……怖いし……」
提督「俺がついてるから大丈夫だよ。安心して身を任せて……怖くない、怖くない」
そういいながら提督は全ての服を脱ぎ終わり、ゆっくりと長月に近づく。
長月「司令官が怖いんだ! 安心できないし身を任せるどころか身を動かせないじゃないか!」
提督「それでは今日のテーマを発表します」
長月「……は?」
提督「今日は『祝・ケッコン! 本当のケッコンはもうちょっと待ってね! 一足先にガチ子づくりだよ! ご奉仕マト当て大会~!』です」
長月「…………」
長月は今まで見たことがないレベルの表情をしているが、この際無視する。
提督「つまりだな、俺と長月は今まで二人の愛の結晶を作ろうと昼夜問わずがんばってきたわけだが――」
長月「……昼はだいたい司令官のせいだがな」
やっと突っ込めるほどには脳が働きだしたようだ。こっちはいつでも突っ込めるというのに全く……
提督「長月はまだ妊娠していない。これは何かやり方を変えるべきではないか、と常々思っていたところだったのさ」
長月「それでどうしてコレになるんだ……」
提督「思うに長月は妊娠したがっているが、身体がまだその気持ちに呼応できてないのではないか? ということだな。幼い身体だ、当然なのかも知れない……」
長月「まるっきり意味が分からん」
提督「つまり、気持ち良くすれば身体は堕ちる。膣も子宮もすでに我が手中にあるも同然だ。しかし妊娠にはもう一つ必要なものがある」
提督は一呼吸間をおいてワザとらしく続けた。
提督「……『卵子』だ。何度となく危険日に膣内射精を行ってきたが、それは『質より量』ともとれるような手段だった」
長月「一応ノってやるが、確かに明らかに質より量だったな。呆れるくらいには」
提督「それではダメだったんだ。危険日とはいえ卵子の守りは鉄壁。膣と子宮が素通りになろうとも、その先に待つ白血球の攻撃によって精子は卵子にたどり着けない。それを突破するためには質より量だと思っていたが……」
長月「やけに詳しいな……」
提督「長月の白血球の攻撃力を削ぐ方向でのアプローチが必要だったんだよ。卵子の方から積極的に精子にご奉仕させる……つまり長月の卵子が俺をご主人様とみなし、『敵』として攻撃されないようにすれば良かったんだ」
長月「言いたいことは分かったが、いややっぱり分からないが、それが何でコレに――」
提督「よって俺は、長月の身体に、俺こそがご主人様であるという教育的指導を行うことにしたのだ」
長月「……なんかムカつく言い回しというか発想だな。しかもかなりアホっぽい」
提督「いくら長月の子宮が精液大好きであろうとも、その中の卵子までは征服できていなかった。今日は徹底的にやるからな。覚悟してもらおう」
長月「色々あるがちょっと待て! それって具体的には……」
提督「このあとめちゃくちゃセックスする」
長月「やっぱり嫌だ! ただ縛るだけでいつも通りじゃないか! さっさとほどけ!」
提督「やはり身体の奥底、子宮の奥から反抗心がにじみ出ている。いつも通りじゃないぞ? 今日は屈服させるよ、その身体の全てを……」
長月「流石にキモい!!!!」
提督「そんなことを言ってもやっぱりもう準備できてるじゃないか」
全ての衣服を脱いだ提督は自らの主砲を無防備な長月の秘所にあてがった。
長月「くっ……殺せっ!」
それはフラグだよ長月。
提督「恥ずかしがらないでくれよ、俺だってこんな性癖を晒すのは少し恥ずかしいんだからさ」
長月「……もう知らん! 好きにしろっ!」
長月はそっぽを向いてしまった。少し寂しいが、元よりこの状況を想定してのことだ。この状況でノリノリな長月なんて想像できない。
提督「ああ、好きにするよ」
ちゅぷ… ズズズ…
長月「ふ…ん……ぅ……」
長月の膣内はやはり簡単に提督のペニスを受け入れるほどの愛液を分泌していた。いつものように腰を引いて調節できない分、長月の感じる刺激は強かった。
長月(な、なんだこれ……いつもより、こんなのが……)
提督「ここまではいつも通り、のハズだったけどいつもよりちょっと入りやすいか?」
長月「なバッ! そんなことあ、あるくぁ……ふぁあ!…んむ!」
提督「やっぱり反応もいいな」
長月「喋ってるときに確かめるのは反則だ! バカ司令官!!」
提督「ふむ、そろそろ子宮に到着するぞ」
長月(!!)
「ちょ、ちょっと待ってくれ、司令か、ぁん! 一旦すと、ストップ!」
提督「ん? 何だ?」
長月(良かった、今は敏感すぎて……)
「ちょっt――」
ずちゅんっ!
長月「かはっ!」
提督「一旦ストップしたけど……」
提督は間髪を入れて再び挿入を再開した。いつもなら自然と腰を引き、更に足を締めて調節するハズの刺激が全てダイレクトに子宮に響く。しかも不意打ちで。
長月「ふぁ……ああぁ…ぁ……」
提督「長月…? まさかイったのか…?」
長月「し、しれき、ちゅよす…ぎ……れ……」
提督「っ!! これは、凄い…!」
ズズ……
長月「あぁあぅ!? あぁ…は……」
提督はいつもとは違う長月の反応にも動きを止めることはなかった。まだ一度、引き抜いただけだ。
ずず… ずちゅんっ…
長月「ああっ!」
ぐぃいっ…
長月「ふぁぁ…あぁ……」
二度目の挿入で再び子宮を突く。今度は子宮に到着した先端部分を少しだけひねるように押し付ける動きを加え、そのままの姿勢をキープした。
長月「あ……あぁ……」
既に長月は意味を持つ言葉を発することのできない状態だった。それに呼応するように子宮口が亀頭にぴったりと張り付き、蠕動を始めた。
提督「これも驚くようなことじゃない。子宮もすでに我が手に堕ちている…! しかし……」
長月「ふぁ……は、ぁ……」
提督「長月、大丈夫か…?」
長月「ひ、ひれい…ふぁん……」
長月は焦点の定まらない瞳でこちらを見つめた。流石にこれはマズいのではないだろうか……
提督「気をやってしまうなんてことは……まさか、ね…?」
(いや、これはチャンスだ。元よりこれが目的のはずだ。身体の奥の奥まで、征服するのが目的なんだ)
「ここは心を鬼にして、続けるより他…ない!」
(そう、決して俺自身が我慢できないとかそういうことではない! 断じて!)
提督「いくぞ、長月…!」
長月「ふあ……ぁ?」
ズッ… ずちゅっ! ぐぃっ… ズルッ……
子宮を突くたびに捻りの運動を加え、また引き抜く。捻りが単調にならないように左右上下、また押し込む強さを変えることで刺激に強弱をつける。
長月「あぁ……ふあ! ん……んぁ……あっ! ぁ…… ふぁあう!」
そんな刺激を自分のペースでコントロールすることが全くできない長月は、その刺激を直接子宮に、脳に受け続けた。
長月(あぁ……頭が真っ白で……真っ白だ……)
提督「うっ!?」
(いつもより限界が早い…! でもまだまだ……本当に朝までいけそうな気分だ)
提督「一度出すからな、長月っ!」
長月「あっ…あっ…あぁぅ……」
提督の言葉は長月には全く届いていなかった。しかし提督ももう止まれない。
提督「うぁっ!!!」
ズドンッ! ぐぐっ…びゅ… びゅぐううううう!!
長月「ふああ! …ぁんっ…あ!!?」
提督「ふっ……ぁ……」
思っていた着地点より抽挿を二度省略し、漏らすように射精した。予想外にズレたペースを慌てて戻そうとしたため、倒れこむように体重をかけて最後の挿入を行った。結果として長月の身体を気遣うことのない暴力的な挿入となったが、それを気にする余裕はなかった。
びゅぐうううぅう!! びゅぐうううぅぅ!!
中身が全部出てしまうかと思うほどの射精感だった。まだまだイケると思った先ほどの余裕は完全に失われ、ただただ精液を長月の子宮に流し込むことだけを考え、射精を続けた。
びゅぐううぅ! びゅぐっ! びゅぐっ!
長月「ああぁ! ……あ! ……ぁあ!」
びゅぐぐっ! びゅぐぅっ! びゅぐっ! びゅぐっ!
長月「あ……はぁ…はっ……ふぅ……ぁんっ」
びゅぐっ! びゅぐっ! びゅっ! びゅっ! びゅ… びゅる……
射精の始まりには身体中をビクビクと反応させ、拘束された身体を震わせていた長月だったが、長い射精の間にほんの少しだけ落ち着いたようだった。その間提督は痙攣したように腰を長月に押し付け続け、遂に一滴の精液も漏らすことなく、全てを長月の子宮内に放って射精を終えた。
提督「ふ……はぁ……」
長月「……あぁ?……あ……」
提督(くっ! いつも通り骨抜きにされてしまった! これでは計画が…!)
長月「あ、し…しれいかん……?」
提督「長月! 大丈夫か!?」
長月「だ、大丈夫かじゃないだろ……ん……また凄い量、じゃないか」
提督「あ、ああ。まあ挨拶代わりにな?」
長月「これが挨拶ではたまったものではないな……朝まで身体が持たないぞ、全く……」
提督(……んー? 割と?)
長月「た、頼むから、もっと優しく……この体勢だと刺激が強すぎる、んだが……」
提督「……ふっふっふっ! 言っただろう! 今日は長月の卵子を屈服させるまでやめはしない!」
長月「あぁ……私は何でこの人を好きになってしまったのだろうか……」
提督「それじゃあそろそろ再開するぞ」
長月「……ん」
長月が観念したように視線を落とす。しかし今日はここで終わってはダメだ。
じゅぷっ… ずぬぬぬ…
長月「ん…ぁ……」
更なる『征服』を成し遂げなくては。
ず… ずちゅんっ!
長月「っ! だ、だからそれ…ダメ、だ……ぁ……」
中に注いだ精液を一滴も漏らすまいと子宮口が締まり、膣全体が締まる。しかしまだ十二分に分泌されている愛液のおかげで挿入感はいい。
長月「うぁ……あぁ……」
ぐりっ! ぐぃぃぃ…
長月「ふぁあ!! あ……あぁぅああ!」
子宮も追加の精液を搾り取ろうと押し付けた亀頭に積極的に刺激を与えてくる。しかしここまではやはりいつも通り。いつもより具合はいいが、まだ大きな変化はない。
提督(これから一体どうすれば……)
つるっ
提督「あっ……」
ズドんッ!!
長月「っ!」
普段より一人で動く範囲が大きい分、足にきていたのかも知れない。踏ん張りが利かなくなったところで体勢を直そうとし、見事に重心を崩した。
長月「あ……ぁ……し、しれいか……」
ぬちゅ… こぽ…
予期せずいきなり奥まで挿入してしまったペニスを引き抜くと、奥から暖かい感触があふれ出した。
提督「ん?」
ずずず…
入り口近くまで大きくペニスを引き抜くと、隙間から先ほど放った精液があふれ出した。
提督「お、珍しいな長月、子宮口の締まりが悪くなってるぞ?」
長月「あ……ひゃ、ひゃめりゃ…こ、これ……こわ、れひゃ……」
提督(…………試してみるか)
長月「かりゃ……まっ……」
ずずずっ… ズドッ!!
長月「か、はっ……」
ズンッ! ズンッ! ズドンッ! ……
長月「っ! はっ! しれっ! かっ! はっ! あっ!」
提督「大丈夫だから、リラックスして、ふっ!」
長月「むりっ! らっ! あっ! ば、ばかっ!」
先ほどまではどうしても身体の小さい長月をいたわって抽挿を行っていたし、気持ちよくなって欲しかったので子宮口を上手く刺激することに集中していた。しかし今はただ突いた。
長月の身体は思ったより丈夫だった。
長月「ふぁっ! ああっ! いっ! やっ! いやらっ! こんなっ」
先ほど注いだ精液が全て漏れたんじゃないかと錯覚するほど、膣内は精液と愛液でぐちゃぐちゃになっていた。最初のように子宮口が吸い付いてくる感覚はない。それを感じるような時間もないほどのペースで抽挿を行い、今は子宮口に亀頭がめり込む一瞬の感覚が伝わってくるだけだった。
提督(うっ……ペースを上げた分こっちの限界も早いっ!)
提督「長月っ! 出すぞっ!」
長月「えっ! まっ! こんなっ! のっ! イ、いきっ! たっ! あっ!!」
提督「ふっうっ! ……あぁっ……」
ズドンッ! ぐりっ!
びゅ…びゅぐううううっ! びゅぐっ! びゅぐうううぅうう! びゅぐうううう!
長月「ふぇっ……あぁ……あ……」
びゅぐうぅっ! びゅぐっ! びゅぐぐっ! びゅぐっ! びゅっ!
吸い付くような蠕動を放棄し、突かれるままになる子宮口へ容赦なく亀頭をめり込ませ、射精した。
射精中にも、長月の子宮はあの腰が砕けるような刺激的な感覚を与えてくることはせず、ただ亀頭をくわえ続けた。
提督(………っ!)
びゅっ! びゅっ… びゅる… びゅ…
長月「ふっ……えぐ……し、しれいか、ん……ぅう……」
見ると長月は目に涙を浮かべ、嗚咽を漏らしていた。
ずるっ…
射精を終えたペニスを引き抜くと、やはり子宮口は簡単に離れ、ごぽりと精液が溢れた。
提督はおもむろに行為を終えたばかりの膣に顔を近づけ、右手の中指と人差し指を膣口に差し込んだ。
長月「っ! し、れいか…! ひゃっ! あっ!」
後から後からあふれる精液を指でかき出し、痙攣する膣を奥まで見えるように広げる。
長月「っあ……あぁ……」
精液を垂れ流す子宮口はかつてないほど膣口に近づき、だらしなく口を開けてピクピクと痙攣している。
長月「し、しれいかん……も、やめ……」
提督「…………」
提督は無言で再び自らの主砲を構えた。
長月「ひっ…!」
提督(こんなの、もっと犯したい。やめられない)
ずっ… ずずんっ!
長月「あっ……あっ……ぅう……グスっ、ふぇえ……ふあっ」
長月は涙を流しながら、感じていた。もしその顔に嫌悪の色があったとして、その時俺は行為をやめることができたのだろうか。幸いなことに、その涙に汚れてくしゃくしゃになった顔はしかし、頬が上気し、とろんとした視線を俺に向けていた。
提督(これが、俺の……俺の女だ……)
長月「ふぁ……ぐす……あぁ……しれいか……ん……」
提督「長月っ! 長月っ!」
ず…ずんっ!
びゅぐっ! びゅぐうう! びゅぐうううう! びゅぐううぅ!
長月「ああぁ……あ……んぁ……」
提督「くっ……ぅあっ!」
びゅぐっ! びゅぐっ! びゅぐぐっ! びゅるっ!
三回目とは思えぬ量の精液を長月の子宮へ向けて放った。流石に射精の持続力は多少落ちていたが、まだイケる。余裕は全くと言っていいほどないが、とりあえずまだ終わらない。
ずっ… ずちゅんっ!
長月「あ……んぁっ……はぁあ……」
やはり抽挿の度に子宮から精液があふれるが、そんなことは最早気にならない。もっと長月の子宮に精液を流し込みたい。壊れたタンクになってしまった子宮に、まだまだ……
ズドンッ! ズチュッ!
長月「ふぁ……ふ……」
提督「うっ!」
ズドッ!
びゅるるっ! びゅぐううぅ! びゅぐっ!
長月「あぁ……」
長月の子宮は何度も精液で満タンになり、抽挿によってキャパシティを越えた分があふれた。しかしペニスを抜かず、あふれる精液を押し戻すように抽挿を繰り返し、また射精する。
ズンッ!
びゅぐううぅ! びゅぐっ! びゅぐうう! びゅ…
長月「ぅ……あぁ……」
提督「……っ!」
提督も既に当初の目的も今の状況も、良く分からなくなっていた。ただ腰を振り、自らの欲望を長月の子宮にぶつけた。まるでただサンドバッグを殴り続けているような、そんな感覚だった。それでも動きは止めず、長月に精液を注ぎ続けた。
ず…ズヌンッ!
びゅぐっ! びゅるっ! びゅ…
長月「……はぁ……ぁ……」
提督「……はっ、はっ……ふっ」
ずる… ずちゅんっ!
ペニスを抜かず、何度も何度も抽挿を再開した。
長月「ぁ……ぁ……ん……」
提督「……ぅっ……」
ズッ…
びゅる… ぴゅ… ぴゅる…
長月「…………ぁ」
提督(もう何度射精した? ……今のは射精……あれ……)
ずず… ずるっ!
長月「っ! ……あ……」
ごぽっ! びゅるるる…
朝方、提督は前触れもなく力尽き、床に崩れ落ちた。
当然昨日から長月の膣に挿入されっぱなしだったペニスが抜け、ずっとおさえられていた精液が膣口からあふれ出した。
既に提督の精液は長月の下腹部をぽっこりと膨らませていたが、その割にはあふれ出る精液の勢いは弱い。長月もすでに全身の力を使い果たしており、緩みきった腹筋は精液を押し返す力を失っていたのだった。子宮も何度も満タン以上に精液を注がれ、それを押し返す力を失っていた。
ぴゅ… ぴゅる…
長月の小さな呼吸音に合わせて膣口からあふれていた精液もそこそこで止まり、あとはだらしなく開いた子宮口から、重力にしたがって流れ落ちる精液がゆっくりと長月の身体を伝うだけだった。
長月「はぁ……し、しれ、かん…?」
提督「…………くー……」
長月「は……はぁ……こ、このまま寝る気…か……」
―――――
長月「司令官、いいか、良く聞け」
提督「はい……」
ここは艦隊司令官室……ではなく、医務室だ。
長月がベッドに横たわり、上半身を起こし提督へ視線を送っている。
提督は硬い床に正座していた。
長月「私があの後どうなったか、司令官は覚えているか?」
提督「い、いえ……」
長月「それはそうだろうなぁ? あの後日が落ちるまで何があろうと起きなかったんだから」
提督「は、はい……」
長月「すっかり回復したか?」
提督「お、おかげ様で……」
長月「私はあの後、司令官室にやってきた金剛に発見され、ひとしきり笑われたあと救出された。それが朝の6時だ」
提督「う、うん割と早くてよかったね!」
長月「そうだな。もし他の駆逐艦の誰かに見つかって大騒ぎにでもなっていた日には、私はきっと自分の魚雷につかまって二度と戻らぬ遠征に出かけていたかも知れないな」
提督「た、たおぱいぱいみたいだね」
長月「いいか? 司令官、二度と私を放置して寝落ちするな。これを破ったら婚約破棄だ。本気だ」
提督「は、はいっ! ということはっ!」
提督が立ち上がって長月に駆け寄った。
長月「すわれ」
提督「はいっ」
すぐに正座に戻った。
長月「破らなければケッコンはしても……いい」
提督「やったー! 良かったー!」
長月「そんなに心配なら最初からやるな! 司令官のような危険人物を野放しにはできないからなっ。私が監視しなくちゃならないと改めて確認しただけだ!」
提督「はいっ! お願いします!」
長月「……ふん。しかしまぁ何だ、昨日みたいなのはこれからは……」
提督「……ああ」
(流石にこれは我慢しよう。昨日のを許してもらえたでけでも――)
長月「月1までにしよう。……も、もちろんノリというか気分次第で多少はだな……」
提督「えぇ!?」
長月「え、い、いや、じゃあ月2……いや、ダメだ! やはりこれ以上はマズいっ」
提督「いや…………何でもない! それで月1の定義は?」
長月「それは考えたんだが、結局どの定義でも同じなんじゃないかと――」
提督「それならカレンダー準拠にしよう。分かりやすいし(次が2週間後だし)」
長月「ま、まぁ分かりやすいしそれでいいだろう(次が……いや、分かりやすいからな)」
提督「じゃあ次はもっと趣向を凝らしたヤツを……」
長月「いや、ちょっと待て、次は私の好きにさせるのが道理ってものだろう? 昨日あ、あれだけ好き勝手にだな……」
提督「ん? 長月の方から積極的に変態プレイがしたいって?」
長月「ふ…ふん。いくらでもゲス顔すればいい。司令官があそこまでやってるのに私だけ隠しているのもバカらしいからな! こっちも容赦しないから覚悟しておけよっ!」
長月は頬を赤く染めながら、いつものような元気な表情に戻っていた。
ガラッ
金剛「Heyお二人サーン! 元気になった? ……ププー!!」
長月「私を見て 笑 う なー!!!」
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上手くなるためには今の自分に満足しないことが必要なのかも知れない。
……これではまだ抜けない!
趣味全開すぎて吹いたw
有言実行とはまさにこのことだよ!
しかし友達が描いたエロい絵っていうのもなんか複雑だな…(使用的な意味で)