タイトル未定

BY IN 小説 4 COMMENTS

思いつきの小説あげます。
ちょいグロ系なので注意な!



バイト上がりで帰る途中、親父からのメールがきた。
「すみません、ゴミ捨てといて」
いつもは命令口調でメールでも「ゴミ捨てろ」としか書いてこないから、何かあったのか少し気になったけど、あまり深く考えず、「了解。」と返信した。

「ただいまー」
虚しく響く自分の声。
そう、バイト上がりといっても深夜のバイトなので、だいたい帰りは朝。返事が返ってくることはないのである。
それにしても静かだ。いつもならいびきの一つでも聞こえるというのに。
まぁそんなことを考えながらも、俺は親父に頼まれた通り、ゴミ捨てにいくことにした。
「今日はゴミが多いなぁ。かなり重いし。あとで親父に文句いってやる。」
そうブツブツと文句を言いながらゴミ捨て場まで袋を持って行った。
かなり重かったため、少々引きずりながら持って行くことになる。案の定、袋は破けた。
「あーあ、破けちまったよ。」
袋が破けては中身が出て散らばってしまう。そう思った俺は、破けたゴミ袋を慎重に持ち上げようとした。
すると、鼻にツンとくる血生臭い匂い。
「魚でも捌いたのか。」
そうして持ち上げた瞬間、何かが地面に落ちた。
「ボタッ」
それはどうやら何かの肉片だった。
「いったい何を調理したのやら。」
そう思って肉片を拾おうとするとまたしても袋からでてきた。
「めんどくせぇ、いったい何なんだよ。」
いらついて俺は袋を蹴飛ばすと袋の中身が全て露わになった。
それは大量の肉片だった。
「うわっ。きもちわるっ。いったい何を調理したんだよ、迷惑だな。」
そういって片付けようとすると、そこには見覚えがあるものがあった。
顔である。そこには顔があった。肌は切り刻まれ、片方の目玉はくり抜かれていた。鼻は潰れ、髪を無理やり引きちぎられたのだろうか。一部頭皮ごと頭の一部がえぐれ、脳が丸見えだった。
俺はなぜかこの非現実的的な状況をクリアに観察していた。

他に視線を合わせてみると、人間の手や足にみえる肉片がみえる。あそこにあるのは心臓だろうか。
目にした視覚情報を経て、そこに広がる光景をまとめて言うのならば、それはまさしく母親であったはずの肉塊、肉片が転がっているのであった。それに加えて地面に広がる真っ赤な血、血、血。
奇妙なまでに鮮やかな赤。しかしながらはっきりとする生臭い血の匂い。鼻の奥にまで広がるその匂いは俺の意識を正常にもどすのには充分であった。
しかもそれが母親であったはずのものだと認識した時に、俺は








発狂した。



数日後俺は精神病院の隔離病棟にいた。
事件のことを医者に聞いたところ、あの日親父が失踪していたらしい。
俺にも警察が事情を聴きにきたが、発狂状態のため、断念。落ち着いてからくるらしい。
だが俺にきていたメール、親父が失踪していたことを踏まえるとほぼ犯人は親父で決定とのこと。
事件のことを思い出そうとすると頭がおかしくなりそうではあるが、思ったより精神状況の安定が早かった俺は数週間して精神病院を退院した。

(つづく?)
なかなかグロいね。我ながら。もっとリアルに上手く描写したいけど今の俺にはこれが限界。あともうちょっとうまく話をもっていきたかったな。匂わせすぎというかバレバレだし。ただ思いつきでガッと書いた割には悪くないかも。(構想30分ほど。)しかも結構話が膨らみそうでして。全然読んでないけどナスキノコ(すみません、漢字忘れた)のDDDなんかを想像してかいたよ。
まぁ、ほんとはこんなの書いてないで夏の原稿あげんといかんのに。
ウォーミングアップということで許してね。
読みづらい駄文でさーせんした!

(書いた人: )

4 Comments

  1. 毛糸 |

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    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    やる気勢だな!
    なかなか雰囲気出てると思う。
    どうせバレバレなら、焦って死体を出さずにその前の静けさや不安感、絶望感なんかを読者に感じさせる描写が多いほうが面白いかもね。
    家に帰ってから死体と分かるまでの描写で、早送りされてるみたいな印象を受けました。
    あとはDDDなんかはグロっぽい雰囲気と、ミステリーとかSFみたいな雰囲気の合わさった完二がスゴイと思う。そういう点ではもう一要素なにかが欲しいかも。
    この勢いで原稿も進むといいがw

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  2. オトボクスキー |

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    PASS: 8a6ec7e1de8b1ae7b9a2810d1a4bd933
    あざっす(≧ω≦)
    ガチ系で書いたらやはり難しいね!
    早送りなのはごもっとも!
    設定とか結構気に入っちゃってはやくグロ描写いきたいって思ってたからなぁ。
    てか、このあと悪魔憑きって方向性でやったらおもしろいなっておもったんだけどよくよく考えたら丸々DDDのパクリっぽいww 劣化もいいとこだがww
    死体でゴミ袋に包まれてるのに血がままだ真っ赤(時間が立つと変色するはず)とか、親父は悪魔に憑かれただけで実は悪くないとか、その後似た境遇の仲間達にであって、悪魔憑きと戦い、最終的に悪魔憑きを生み出す黒幕的なオカルト集団と戦う異能バトルを展開予定でしたw
    こういうのは好きなんだけどやっぱ書くのは難しいね。ナリマサ先生とかに変わりに序章を書いてもらいたいw
    盛り上がるパートにはやくいきたくて焦っちゃうしなぁwww
    やはり俺は終始浮き足立ってもバレにくいドタバタラブコメ系があってるのかも。

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  3. ナリマサ |

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ん? 私の名を呼んだかね?(・ω・`)
    私の代筆は高いぞぉw
    そんな冗談は置いといて、読ませてもらった感想などをば。
    (つづく?)とも書いてある通り、何かの物語の序章っぽい感じだねw
    でも、物語の始めっていうのは読者を引き込めるかどうかの分かれ道だから、軽視できないのよね。
    ジャンルに関する話だと、この手のものの描写は五感に関する表現を磨いていけば高まるのかな、おそらく。
    具体的な方法としては、そういった作品に数多く触れて先人の手法に学ぶのがやはり近道じゃないかと。
    本文内の細かい部分だと、主人公のセリフとメールの部分、あるいは音がする部分は書き方をちょっと工夫すると読み手が分かりやすいかも。
    メールの部分は『』にしてみる、とかね。
    感想はこんなところかな。
    何にしてもこうやって試行錯誤しながらアウトプットしていくことが大事だよねー(・∀・)

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  4. オトボクスキー |

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    PASS: 8a6ec7e1de8b1ae7b9a2810d1a4bd933
    ナリマサ先生
    あざっす(≧з≦)
    メール部分、会話部分はたしかに「」の問題でなやみました!
    まぁ軽めにとりあえずってことでめんどくさくて区別しなかったので。すみませんw
    描写とか文体とかはたしかに先人のをみて勉強するしかないですよね。
    ただ、自分すぐ他の人に影響されちゃうんで、コピーになってしまいそうでしてw
    毛糸
    不安感とか恐怖感とか煽りたいというよりは、急にありえない現実を突きつけて主人公といっしょに読み手を驚かせたかったのよね。
    ただ匂わせすぎたのは、ちょっと書いてる間に「俺ちょっとできるぜ!」的なでしゃばり感がでちゃったのかも。
    まぁまだまだ学習さね!

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