『○月☓日
今日は木祖ちゃんが改造されてた。私も早く』
提督「木曽の”そ”の字、間違ってるぞ」
阿賀野「えっ、本当!? ってやだ、提督さん!?」
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Monthly Archives / 1月 2014
種と枝葉
集落から少し外れた場所にある山道の途中の大きな楓の木に槍を立て掛け、その場に腰を下ろす。
私の一族にとって各々の持つ槍は命というか、自らの存在の証明というか、そういったものだから大切に扱うようにと言われてるので、こんな風に扱うと他の仲間から怒られそうだけど、私にはその感覚がいまいち理解できない。
でもまぁ、ここはめったに誰かが来るような場所でもないし、たぶん大丈夫だろう。
木の根元に腰を落ち着けた私は左から右へと目線を運んでいく。
この場所は少し視界の開けた小さな丘のような場所になっていて、私の暮らしている集落も良く見えるお気に入りの場所だ。特別に思い入れのある場所というわけでもないけれど、仕事の合間とか集落に帰る前とか、気がつけば足を運んでいるような気がする。
眼下に望む集落では私の仲間たちがあれやこれやと忙しなく動いてるのが遠目に見える。
一度立ち上がって伸びをした後、私は木陰の下の草の生えた所に寝転がった。
背中に当たる草の柔らかい感触が心地よい。
空は雲一つ見えず、木々の葉の間からゆらゆらと除く木漏れ日が眩しかった。
どのくらいの時間そうしていただろうか?
風の音にざわめく木々の葉の音を聴きながら目を瞑っていると、先ほど槍を立て掛けた木よりも少し離れた辺りから、ふいに声を掛けられた。
「やっぱり、ここに居たのか。また考えごと?」
「…………」
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いつか、この場所を
305のブログでも自分のブログ(すっかり2年くらい更新してませんが)でも何度か登場しているこの公園。直近では「秋色の公園で」なんて記事でも出してますが、ただ景観がいいというだけでなく、自分にとってかなり思い入れの深い場所だったりします。
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長月の快然たる鎮守府生活 04
――とある鎮守府、艦隊司令官室
まるゆ「たいちょー、艦隊もどりました」
提督「おう、お疲れ!」
長月「お疲れ様」
帰投した潜水艦娘達が戦果を報告しにやって来た。
こたつで資料を眺めていた提督に6人の艦娘が駆け寄り、数人は我先にとこたつに潜り込む。
※以下18禁閲覧注意※
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最近、冬アニメのようすがちょっとおかしいんだが。
嘘です
特におかしな所はない毛糸です
冬アニメもだいたい各3話まで出揃ったところで305アニメ番長の仕事その一、アニメ布教タイムいってみましょうかね
「アニメって沢山やってるけど全部見るのはおっくうだ」なんて人も他人の評価を参考に、一つ二つくらいは追ってみるのも良いかと思いますよ。「アニメを追うなら3話時点」とは誰の言葉だったかな。あ、私の言葉でした
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2人の色温度
「よく『カメラは真実を映す』というが、あれは嘘だと思うのだよ」
「……はぁ」
放課後の部室。今ではその本来の目的ではほぼ使われていない暗室からひょっこり顔を出した先輩は、唐突に切り出した。
「今日は色温度の話をしてやろう」
「ありがとうございます?」
ふむ、となんだか得意気に先輩は頷いた。こちらとしてはあまりにも突然過ぎて一体何の話なのか分からないのだが、先輩はいつも大体こんな感じなので深く考えないようにした。
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寒い冬だから
連日真冬日が続いてますが、そんな時だからこそ輝く場所があるはず!ということでまた町をぶらぶらして来ました。今度は夕方の時間帯の写真です。
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水滴
「取れないな……」
フロントガラスに付いた黒い水滴の後。
どれだけ洗っても取れないが、それがなぜなのか、薄々分かっていた。
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長月の快然たる鎮守府生活 03 ~夜の部~
――とある鎮守府、艦隊司r
長月「おい……ちょっと待て」
提督「ん? どうした? 長月」
長月「どうした?じゃないっ!! 何だこれは!?」
※以下18禁閲覧注意※
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プレゼント【艦これSS】
鈴谷「さてさて、例のモノをっと……あれ、あそこに居るのは……くーまーの!」ポン
熊野「ひゃぁぁぁっぁぁぁ! なんですの誰ですのどれですの!!!?」
鈴谷「どれって。あたしだよ、す・ず・や!」
熊野「……なんだ、鈴谷さんでしたの。もう、驚かせないでくださいな」
鈴谷「いやいや、なんか難しい顔してたからついねー」
熊野「んもぅ」
鈴谷「ごめんごめん。ところで熊野はこんなところで何してるの?」
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