気がついたら夏だ! っていうかお盆が来る!
というくらい時間の経過が早い中、皆さんいかがお過ごしでしょうか。オタ的にはコミケが近づいてきてザワザワしてくる頃合いですが、当サークルは夏は視野に入れてないので全くもって落ち着いてます。
というか3年目の浮気、もといジンクスとか言われますが、結成3年目の今年はメンバーそれぞれの生活環境が変わったことで未だに成果物0と非常にゆゆ式事態になっています。
去年の今頃に『Groove Girls』を発行したので、それからもう1年経ちます。2を作ろうとか話が出てたのが遠い過去のように感じられますが、いや実際過去なんですけども、楽しくても悩んでても時は過ぎるものでして、こういう何かやろうと思っていてもやらない・できないという奥歯に何か挟まってるような気分をずっと味わい続けて僕は生活しています。
じゃあやれよ、という感嘆で簡単な話なんですが、一度外れた心のギア比は相当に重く中々腰が上がらないのが現状です。
神々の山嶺 全5巻セット (集英社文庫―コミック版)
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そんな折、たまたま読んだこの『神々の山嶺』で非常に印象に残る言葉がありました。主人公である深町が曖昧な関係だった女性に別れを突きつけられるシーンなのですが
『自分が心を決めかねて逡巡しているうちに 状況の方に結論をつきつけられる』
『またこの先ずっと 自分はけじめをつけられなかったものを抱えながら生きていくのだろう』
この後にだから山に行く、という決意が続くのですが、この一連の言葉に胸が詰まるような感じがしました。
僕はまだ深町のように、これから先の人生を埋めていく何かを見つけられていませんが、少なくとも同人活動に関しては、このままずるずるとうやむやにするのではなく、はっきりとけじめをつけてやっていきたいと思う次第です。
いやぁ、最近は時間が過ぎるのが本当にあっという間ですね…!
仕事が終わって今日も一日長かったなぁと思ってたらいつの間にか一週間終わってたりとかすっかり日常茶飯事に…!
創作活動・同人活動については僕もKOHさんに似た気持ちを味わってます。
本当はやりたいことがあるくせに日々の忙しさのせいでできないんだと誤魔化してしまう毎日が続いてます。
でも、決してやりたいことがないわけじゃないし、気持ちとしてもやりたくないわけじゃないんですよね。
そろそろ充電期間は終わりにしちゃいましょうか!
終わりにしようや…頼むで…!
やろう(直球)
いや実際創作ってのは大変ですね。自分の中のリソースを大幅に割く必要があります。精神力にしろ体力にしろ、自分の持てる量は決まっているものですから。「決断」とは「決めて」「断つ」と書きます。忙しくてできないなら、忙しい中で頑張るのではなく、忙しくなくしなければ限界が来るということなのだと思います。創作というものに、自分の人生のリソースをどれだけ割くかを各々が決めていかなくてはならないのだと思います。
仰る通り、リソースの振り方に問題があるのであって、決してやる時間が無い、っていうわけじゃないのよね。
その創作への心の持ちようをどうするか…悩ましいな