長月の快然たる鎮守府生活 04

BY IN イラスト R-18, 小説 R-18, 艦これ 0


 ――とある鎮守府、艦隊司令官室

まるゆ「たいちょー、艦隊もどりました」

提督「おう、お疲れ!」

長月「お疲れ様」

帰投した潜水艦娘達が戦果を報告しにやって来た。
こたつで資料を眺めていた提督に6人の艦娘が駆け寄り、数人は我先にとこたつに潜り込む。

※以下18禁閲覧注意※


イク「長月、提督の隣空けるのね!」

長月「ここは秘書艦専用だ」

イク「じゃー提督の背中をイク専用にするのぉ」

提督「お、おい、イク……」

長月「…………」(ジロリ

ゴーヤ「提督、今日はまるゆちゃんも被弾しなかったんでち。スゴイでち!」

しおい「うんうん。成長したよねぇ」

イムヤ「しおいだってまだまだ新入りのくせに、後輩が入ってすっかりお姉さんね」

しおい「ぅ、だってぇ……」

ハチ「しーちゃんが妹……ごーやお姉ちゃん……いーちゃんは、姑?」

イムヤ「ちょっと! なんでそうなるのよ!」

イク「イムヤはどちらかというと、いびられる嫁の方なの」

ゴーヤ「絶対に勝てない幼馴染でち」

しおい「あ、じゃあねじゃあねぇ、攻略対象じゃないお金持ち縦ロール!」

イムヤ「好き勝手言わないでよ……」

イク「ほら、まるゆも言ってやるのね!」

まるゆ「え? う、うーんと……ダブル歌姫の負けた方?」

長月「それ以上いけない」







長月「まるゆも慣れたな。最初は心配したが……」

潜水艦娘達が去り、再び静かになった司令官室。
こたつに入ってゆったりとした時間を過ごす二人だったが、長月が話題を振った。

提督「ああ。まさか陸軍の子がこっちに回されてくるとは思いもしなかったからなぁ」

長月「しかしまだ潜水艦娘以外とは流石にぎこちない。もっと組む艦娘を増やして慣れさせることを薦めるが」

提督「ふーむ。悩ましいところだなぁ。できればまるゆは皆と仲良くしてもらいたいんだ。あの子は周りの運気を上昇させる素質がある。いわゆる『あげまん』ってやつだな」

長月「あげ…まっ!?」

提督「ああ。あげまんだな。あげまん」

長月「そ、そうか……」

提督「ん? 長月、目が泳いでるぞ? ほら、あげまん、言ってごらん?」

長月「な、何を言わせる気だこの変態司令官!!」

提督「え!? 運気・潮目・出会い・巡り合わせの意味を持つ『間』を『上げる』という意味の言葉、『あげまん』だよっ!?」

長月「っ!? こ、この…!」

提督「んん?」

長月「あ、あげまん……」

提督「え? 何だって? 良く聞こえないなぁ」

長月「あげまんだっ!!」

提督「ちなみに長月はちょっと下付きだよね」

長月「……え、あ、ああ、下付きだな…?」

提督「うーむ。至福なり……」

長月「なんか知らんが喜ばせてる……」

  (全く……しかし今のうちに調子に乗ってるがいい…! 今夜が楽しみだな、司令官……)


 ―――――


長月「ふふふ……今月のお楽しみタイムだ」

提督「それでこれね。意趣返しってことかな?」

月始め、夜の鎮守府、艦隊司令官室。
提督は両腕と両脚を固定され、裸でベッドに拘束されている。

 シュル…シュ… ぎしっ

長月「まぁそうだな」

長月も下着を脱ぎ終え、提督の拘束されたベッドに腰掛けた。

提督「はぁ……分かった。このあとめちゃくちゃセックスしよう」

長月「そう焦るな、私だってただ縛ったわけじゃないぞ。ちゃーんとしたのを用意してあるんだからな」

提督「ほう…?」

長月「その前にこれだ」

提督「むぐっ」

長月はどこから取り出したのか、ピンクのボールギャグを提督の顔に近づけた。
今回は長月が主導でプレイを行うと決めたので、大人しくそれを装備することにした。しかし手足は固定されているので、必然的にくわえるところから固定するところまで長月にやってもらうことになる。介護されているようでちょっと恥ずかしい。

長月「司令官は口が達者だからなぁ。先に封じさせてもらうとするよ」

提督「むん」

長月「では本題に入ろう。司令官、前回は好き勝手言ってくれたな? 妊娠できない原因は私だと」

提督「…………」

長月「しかし私は思うんだ。妊娠において最も大切なのは『精子』だ。それも卵子にたどり着ける強い精子だ」

提督(おぉ……長月が恥ずかしげもなく精子精子と……)

長月「精子の強さとはすなわち司令官の『妊娠させたい』という欲求の強さに相違無い。率直に言って司令官には『必死さ』が無いんだ」

提督「ほんふぁほほふぁ……」

長月「どうかな? 司令官は言っていたな、質より量だ、と。それがそもそもの間違いだ。量を重要視するあまり、大事な『質』の方が落ちてしまったんだ。大量に放たれた精子のうちのどれかが卵子にたどり着けばいい、そんな意識が伝わって、精子一つ一つの必死さを奪ってしまったとしても不思議じゃない」

提督「…………」

長月「ほら、こんなことを言われているのにもうここが硬くなっているじゃないか」

 ムギュッ!

提督「ふぁぅ……」

長月が段々とそびえ立ち始めた提督のペニスを握った。
そのままゆっくりと撫で回すように陰茎の周囲を刺激しながら言葉を続ける。

長月「どうせまたすぐに中に入れると思っているんだろう? ちょっとキミは調子に乗りすぎているな」

 ぎゅりっ

提督「うぅっ!?」

長月の焦らすような愛撫が突然激しくなり、避けていた亀頭の先端を指で強く刺激する。

長月「ここからびゅるーって私の中に出したいんだろう? もう何度出したか分からないものな、出せて当然、これからもいつでもどこでも出せるなんて思ってるんだろうなぁ」

 ぐりぐりぐり…

提督「うふぁ……ぅっ」

長月「『教育』する必要があると分かったか? この生意気な司令官のおちんちんは、妊娠なんていつでもさせられると舐めているんだ。司令官が心では私を妊娠させたいと思っていてもな」

提督「ふぅ……ふぅ……」

  (くっ……まさか口まで塞がれた上にここまで言葉攻めを重視してくるとは……)

長月「おっと、休むな司令官。じゃあ『教育』を開始するぞ」

 むにゅっ… むにゅん…

長月が掌の柔らかい部分を使い強めの愛撫を再開した。ぎこちない動きが混ざるが、既に羞恥心や不安は取り去ったようだった。積極的にこちらの弱い部分を攻めてくる。

長月「司令官は鈴口が弱いんだろう? そこばかり押し付けてくるからなぁ。知ってるさ」

提督「ふっ……」

長月「それから裏の方へ……」

長月が押し付けていた掌を突然優しく動かし、裏筋をなぞるように愛撫した。

提督「うっ!?」

 …びゅるっ! びゅるるっ! びゅぐうう! びゅぐっ!

長月「ほら、一発目だ」

瞬間に提督は果てた。

長月「あーあ。ほら無駄撃ちだぞ? 私を妊娠させたいならちゃーんと中で出さないといけないのに、まだまだ出てしまうな」

 びゅぐううう! びゅぐううぅう! びゅるるっ!

提督(くそっ! ダメだと思うと余計に……)

 びゅるっ! びゅぐっ! びゅぐうぅ! びゅぐっ!

長月「本当に凄い勢いだな。こんなのが私の中でいつも……」

そう言いながらも長月はペニスへの愛撫をやめることはなく、射精中はカリ首を重点的に攻め、精液を搾るように愛撫し続けていた。

 びゅるっ びゅる… びゅ…

提督「ふっ……ふっ……ふぅ……」

提督は長い射精が弱まるころには肩で荒く呼吸し、顔からは大粒の汗を幾筋も流していた。

提督(くそっ! まだ挿入もしてないのに……)

長月「やっと止まったか。まだ手でしただけなのにこんなに射精るなんて、そんなに気持ちよかったのか? これじゃあ今日は私の中に出す分は残らないかも知れないなぁ。残念だよ」

長月はワザとらしく提督に話しかけながらも、射精の終わったペニスに再び優しい刺激を与え始めていた。

提督「ふぅ……ふぅ……」

  (まだまだイケる……舐めるなよ)

長月「お、まだまだ余裕みたいだな。それでこそ司令官だ。じゃあ次は……」

提督「…?」

長月が姿勢を変え、硬さを取り戻したペニスに顔を近づける。少し荒くなっている長月の息を裏筋で感じる。

長月「こういうのもやってみたかったんだ」

 ちゅっ…

提督「ふっ…ぁ……」

長月が亀頭の裏側にほんのわずかにキスをした。触ったか触らなかったかというほどの圧しか感じなかったが、電撃のような快感が背骨を駆け上がった。

長月「ん……流石に良く分からないな。こういう感じか?」

 ちゅぷっ れろ…

長月の小さな舌が少しずつペニスを刺激する。口全体でくわえたりしごいたりはせず、輪郭をなぞるようなもどかしい愛撫が続く。

提督「ふっ…! ふぅ…!」

長月「ん……」

 ちゅぱ… ちゅ… れろれろ…

長月も慣れてきたのか、弱い愛撫の中にも少しずつ強い刺激が混ざるようになる。しかしそれよりも陰茎と亀頭をゆっくりと往復するようなポイント移動がもどかしさをどんどん加速させていく。

提督「ふうっ…! うぅぅっ…!」

長月「んむ……なんだ、もどかしいのか? また無駄撃ちしたいのか?」

提督(くっ……もう長月にぶち込んで一番奥で射精したい…! 子宮に押し付けて射精したら気持ちいいだろうな……)

長月「そうかぁ。でもまだ教育が済んでないからな。仕方ないが、このまま射精してもらおう」

提督(嫌だっ! もう挿入れたい…!)

長月「ほら、ここだろ?」



 ぐにゅっ! れろれろれろ…

長月が掌でペニスを包み込むように握り込み、前後に擦るように愛撫すると同時に舌で亀頭を嘗め回すように刺激を与えた。

提督「っ!!!」

 びゅぐうううう! びゅぐっ! びゅぐううぅう!

長月の狙い通り、提督は全く我慢できずに即射精まで追い込まれてしまった。

長月「また良く出るな」

 びゅぐうううっ! びゅるるっ! びゅぐうぅう! びゅぐっ!

提督(あぁ……膣内じゃないのに何で俺は、何の為にこんなに大量に射精してるんだ……)

 びゅぐっ! びゅるっ! びゅる… びゅるる…

長月「こんなに出してしまって本当に大丈夫か? まだまだ先は長いんだぞ? 司令官」

提督「ふー……ふー……」

長月「どれ、まだいけるかな?」

 ぱくっ

提督「!?」

射精後の余韻を感じる暇も無く、ペニス全体が温かいものに包まれる感覚が下半身を走り抜けた。
見ると長月が小さな口を大きく開けて提督のペニスを中ごろまでほおばっている。

長月「ん……んちゅ……」

長月はまだ硬さを取り戻す前のペニスにゆるい前後の運動をくわえたフェラチオを行い、口内では舌が舐めあげるような刺激を亀頭に与え続ける。
予期せぬ刺激によって提督のペニスは急激に硬さを取り戻しつつあった。

提督(これ、はっ……)

 ちゅ……ちゅる……

口の中で段々と硬さを取り戻すペニスに気をよくしたのか、長月は更に前後運動を激しくし、左右の手は陰茎の付け根に近い部分をぐにぐにと愛撫する。

提督「ぅ……ぅう……あっ……」

長月「ん……」

長月は強めのフェラチオを継続しながらも提督の表情を観察し、弱い部分を探っているようだった。

提督「う゛…うぁ……」

提督が快楽から来る声を漏らすと同時にペニスがビクビクと震え、長月がそれを敏感に感じ取る。その押し上げるような脈動に合わせて長月はくわえる範囲を更に奥まで広げ、喉までを使って大きなストロークを三度繰り返した。それが提督の限界だった。

 びゅ…びゅぐううううぅう!

長月「んんっ……」

 びゅるるっ! びゅぐううぅっ! びゅぐぐぅう!

 ごきゅっ… ごきゅっ…

提督(長月……飲んで……)

 びゅぐうう! びゅるっ! びゅぐううぅう! びゅぐうっ!

 ごきゅ…

長月「んぐっ…けほっ! ぷぁっ! けほっ…ぷぁ……」

何度も大きな波として訪れる射精を受け止め飲み込んでいた長月だったが、射精の勢いが収まり始めた頃、遂にむせて口内の精液を吐き出してしまった。

長月「こほっ……はぁ……あ…全部飲もうと思ったんだけどな……」

 びゅる… びゅ…

射精の最後の数回分の波が床に放たれる。

提督「はぁ……はっ……」

長月「そろそろ限界か?」

提督「ふっ……ふっ…!」

  (まだ……まだだ……手も口も疲れさせて膣を使わざるを得ない状況まで持ち込んでやる…! 今日は負けられない…!)

長月「おぉ……期待通りだぞ、司令官。私もそろそろ我慢できなくなってきたところなんだ……」

 ぎしっ

またゆっくりと硬さを取り戻そうとする提督のペニスを見て、長月は提督の上にまたがった。

 ちゅぷっ…

長月「ん……」

既に水音を立てるほどに愛液を分泌していた長月の膣が提督のペニスと接触する。

提督「ふっ! ふっ! ふぅっ!」

長月「そんなに興奮するな、司令官。まだまだ夜は長いんだ。ゆっくり楽しもうじゃないか」

 ぎしっ… ぬぷ… ぬちゅ…

提督「ふんっ!?」



挿入しないまま、長月が身体全体を使って膣とペニスを擦り合わせる。身体を大きく前後させる度にペニスの亀頭から付け根までの裏側の長い範囲、緩やかながらも火傷するかと錯覚するほどの刺激が何度も襲ってくる。

長月「あ……ぁんん……いいぞ、司令官……」

提督(あぁ……もう、挿入れたい…! 挿入れてガンガン突きまわしたい……)

 ぬちゅ… ぬりゅりゅ… ちゅぷ…

長月「ふぁ……ん……んん……」

提督「ぅぅう……うあぁぁっ……」

 にゅちゅっ にゅちゅっ にゅちゅっ にゅちっ…

長月の動きがだんだんと単調になり、ペースが少しずつ上がっていく。お互いが身体をよじり、自分の一番気持ちいい部分を擦るために相手の身体を利用する。

長月「んっ……あっ……あっ…!」

提督「ぐっ…!」

 びゅぐんっ! びゅぐ… びゅぐううううぅ! びゅぐううぅうっ!

長月「ふぁあ……」

提督が何度目かの射精を始めると同時に長月がゾクゾクと肩を震えさせる。その痙攣のような動きが接触する部分から伝わり、提督の快感を増幅した。

 びゅぐぅうう! びゅぐっ! びゅぐぅううう! びゅぐうぅう!

射精が自身の腹部を汚していく。暖かい感覚が下半身に広がり、自分の輪郭が曖昧になっていく。長月が乗る股間の感覚だけがはっきりしており、自分の始点がそこにある感覚。そこから伝わる長月の暖かさや鼓動、小さく震える感覚が唯一の他人であり、自分だった。

長月「はぁ……はぁ……ど、どうだ? 四度目の無駄撃ちだな。そろそろ私の中に出せることがどれだけありがたいか、身体で理解したか?」

提督「ぅうっ! うあ!」

提督は目を見開いて何度も首を縦に振った。すでに本能に負け、自分が何をしているのか冷静に考える余裕は無かった。

長月「そうかそうか。じゃあそろそろご褒美をあげてもいいかな」

提督「ぅうう! はっ…はっ…!」

提督は身をよじるといち早く硬さを取り戻していたペニスを見せ付けるように突き出した。既に何度も射精していたが、その剛直は泣きながら涎を垂らすように自身の存在を示し、まるで満足などしていないという意思表示をしていた。

長月「分かったよ司令官。それじゃあ入れてあげようなー」

長月は期待でガチガチになった提督のペニスを片手で固定し、腰を上げて狙いを定めた。
大量の蜜を湛えた長月の性器に亀頭の先端が触れた瞬間、愛液が筋となってペニスを這った。それからは焦らすこともなく、長月は一気に腰を下ろした。

 にゅにゅ… ぬちゅんっ

長月「ふあっ! あ……」

提督「ん゛んああーーっ!」

ペニスが奥まで挿入され、亀頭の先端と子宮口が触れる。待ちに待ったというように互いを押し付け合い、蠢いた。提督は拘束された身体をめいっぱい使い、ペニスを奥まで潜り込ませることに全神経を集中させる。長月の方も提督に開発され続けた身体は既に我慢の限界を越えていたようで、ペニスを迎え入れた膣はそれを奥へと迎え入れるように蠕動し、子宮口も亀頭に吸い付き、精液を搾り取ろうとして様々な刺激を与え始めていた。

提督「ふっ…! あああっ…!」

  (や、やっとここに出せる…!)

長月「ふぅ……ほ、ほら、入ったぞ」

提督「うぅううううっ!」

提督は拘束された身体を力いっぱい揺らし、自分主導の抽送を開始しようとカクカクと揺れた。しかししっかりとベッドに拘束された身体とこの体位ではそれは叶わない。

長月「こら司令官、私が動くんだから大人しくしていろ。ほら……」

 じゅぷぷぷ… ぬぷんっ!

長月が腰を持ち上げ、中ごろまでペニスが抜けたところで再び腰を落とす。提督は僅かに動く身体をそれに合わせて突き出す。

長月「は……ふぅんっ……ぁ……」

提督「うっ、うぅっ!」

長月「射精るんだな……分かる、ぞ……毎日見てきた、からな……」

何度目かの抽送で提督がぶるぶると震え始める。長月はそれを見て、腰を持ち上げる。

 じゅぷぷ… ちゅぽんっ

提督「う゛ぅう!? うあっ……」

提督が一際腰を突き上げ、今にも射精しようかというところで長月が腰を更に上げ、二人の結合を解く。

 びゅ… びゅるっ! びゅる…

提督は目を見開いて腰を突き上げ、離れていく長月の腰を追おうとするが無駄だった。突き出されたペニスは虚空を突き、今日何度目か分からない膣外射精を始める。

提督「ぐっ……あぁううううう!」

 びゅ… びゅぐっ! びゅぐうううぅ! びゅぐぅううううっ!

全身を硬直させ、射精を止めようとする提督だったが、一度始まった射精は収まることはなかった。最初の数度の波の勢いを抑えるのが精一杯で、むしろその後の射精の勢いを増すだけの無駄な努力となる。

 びゅぐううううぅ! びゅぐるっ! びゅるるるっ! びゅぐぅううう!

提督「ぅ……うぁ……ぁ……」

提督は目に涙を浮かべながら無心で射精を続けた。うなり声とも泣き声とも区別のつかない声を漏らしながら射精する姿を長月は恍惚の表情で見下ろしている。

長月「あぁ……司令官、残念だったな……中で出せなくて、一番奥で気持ちいい射精ができなくて……」

提督「ひゅー……ひゅー……ぐぅ、うぅ……」

長月「でもまだダメだ。まだ『教育』中だからな、ごめんな司令官。辛いだろう? 我慢してくれ……」

 びゅ… びゅ… がしっ ちゅぷ…

長月はもうすぐ射精を終えようかという脈動中のペニスを掴み、再び自らの性器へと導き入れた。役目を終えて硬さを失うべきところに再び膣内射精のチャンスが訪れ、ペニス本来の機能を越えてゆっくりと剛直が姿を現す。終わりかけていた射精はキレが悪くなった尿のように漏れ続け、射精とも言えないような漏精を続ける。

提督「う゛ああああ!! ふっ! ふあっ! はっ……」

提督は息も絶え絶えに身体を硬直させ、ペニスを突き出す。それに合わせるように長月も抽送を再開した。

 じゅぷ… ぬぷんっ

提督「う゛う!」

 じゅぷぷ… ぬちゅんっ!

提督「あ゛ああぁああ!!」

長月「ん……あぁ……あ……気持ちいいな、司令官……」

提督「ふーっ! ふーっ! ううぅ!」

提督は全身から大粒の汗を絶えず流し続け、ほとんど動かない身体を何度も揺らし、必死に腰を突き上げた。

提督「う゛う゛う゛うううう!」

長月「おっと……」

 じゅぷぷぷ… ちゅぽんっ

提督「…っ!!!!」

 びゅるっ! びゅぐぅぅうううう! びゅぐっびゅぐっ! びゅぐううぅうう! びゅるるるる! びゅるっ!

また射精の寸前、提督が身体を硬直させてペニスが震え、射精の為に尿道を登る精液がこみ上げるようにペニスを掻き分ける。その動きを感じ取った長月が腰を上げて結合を解く。

 びゅるるっ! びゅぐううう! びゅぐっ! びゅぐっ! びゅるる…

提督「うぅ……ぇぐ……うぁあ、あ……」

提督はもう隠すことなく泣いた。両目から涙を溢れさせ、懇願するように長月を見つめ、そのままの体勢で射精し続けた。

提督「う……うぅ……ぐっ……あああぁ……ああ……」

 びゅるっ… びゅ… びゅる…

長月「司令官、よくがんばったな……私の中に出したいか…?」

提督「ふっ……ふぅっ…はー……」(カクカクカク…

提督は呼吸と嗚咽にまみれたまま、荒い呼吸を整えることもせず、ただ動く首を縦に振った。涙と鼻水が飛び散るのも気にする様子は無い。

長月「分かった。それじゃあ次は中に出していいぞ。あと一回だけがんばれ、司令官」

提督「はーっ! はーっ!」

待ちに待ったその言葉を聞いた提督は今までで一番大きく目を見開らき、荒い呼吸のまま既に萎えることもなくなったペニスに全神経を集中させ、長月の動きを待った。

長月「はっ……いくぞ……」

 じゅぷぷ… ぬちゅんっ!

提督「うごおおおおお!」

 じゅぷ… にゅちゅっ!

長月「はっ…はっ……はぁっ!」

 ぬちゅんっ!

提督「ふっ! ふぁっ! ふーっ!」

 にゅちゅんっ!

長月「あ、あぁ……あ……」

 ぬちゅっ!

提督「かっ……はっ……」

長月「あぁ……だ、射精してくれ……私の膣内に…!」

 ぬちゅんっ!

  …びゅっ… びゅぐ、びゅぐうううううぅうううう! びゅぶっびゅるるっ! びゅぐううぅううううう!

限界を越えて焦らされた提督は既に何度も大量に射精していたにも関わらず、今日一番の勢いで射精した。

 びゅぐううううううっ! びゅるるるっ! びゅぶぶっ! びゅぐぅうううう! びゅぐうぅうううう!

長月「っ!!!」

長月の身体も何度も焦らされ、焦らされ、欲求が限界を越えていた。最後の抽送でねじ込まれた亀頭に子宮口は直接吸い付き、鈴口だけでなく亀頭の半分ほどが子宮内に顔をのぞかせるほどに提督のペニスを受け入れていた。そのまま射精したペニスを離すこともなく、むしろ全ての精液を吸い尽くそうとキツく亀頭を締め付け、大量の射精を子宮で受け止めた。射精の勢いはまだ収まる兆しを見せないが、この時点で既に長月の小さな子宮は満タンになっていた。

 びゅぐううううっ びゅぐうううううっ びゅぐっ びゅぐうううううっ びゅぐうううっ

長月「あ……あぁ……」

子宮が満タンになろうとも提督の射精はそれを意に介さず続いた。提督は今、持てる全ての力で射精し、長月を妊娠させることのみを考えていた。
そして長月の子宮口にとってもまた、子宮が満タンになることなど関係なかった。ただこの射精を一滴残らず受け止めるのが子宮口の役割であり、長月の欲求であった。

 びゅぐううう… びゅぐうぅうううう… びゅるるるる… びゅぐうううう… びゅぐぅううううう…

長月「ふぁ……あ、も……」

子宮を満たして行き場を失った提督の精液であったが、しかし子宮口と亀頭の間に隙間ができることはなかった。それらは卵管へと流れ込み、またそこも一瞬で満たした。最後にはただ子宮が弾性の限りに精液を受け入れ続けるしかなかった。



提督「う……うぁ……」

 びゅる… びゅぐ… びゅ… ぴゅる… ぴゅ…

永遠に続くかと思われた射精も遂に勢いを失い、終わった。それでも長月の子宮口は提督のペニスを離すことはなく、また提督のペニスも萎えることはなかった。

長月「はぁ……はぁ……ふぁ……」

提督「……はっ……」

射精が終わっても強く繋がったままの二人の間に、二つの荒れた呼吸音だけが響く。

長月「はぁ……はっ……ま、まさか一度の射精でこんなに、出すとは、な……ちょっと効きすぎた、か…?」

提督「………はっ……」

提督は全身を硬直させたまま意識を失っていた。それでもペニスはまだ萎えていない。
繋がったままの長月も全ての体力を使い果たして倒れこみたいところだったが、結合部が離れる兆しを見せないためにどうにもできないでいた。

長月「……ダメだ……もうしばらく…このままで、いるしかないか……」

提督「……ひゅー……ひゅー……」

長月「しかしこの状況……」

長月は提督の精液でぽっこりと膨らんだ自らの下腹部を確かめるように、愛おしむように撫でた。自分の下にはまだ全身を硬直させたまま汗と涎と涙と精液まみれで気を失った司令官。更にベッドと床も熱を失った精液でビチョビチョに汚れている。

長月「この体力とお腹でこれを処理するのは一苦労だな……」

長月は提督が目覚めるという僅かな希望にすがりながら、結合部の緊張がゆっくりと解けていくのをただ感じていた。


 ―――――


長月「…………」

提督「…………」

翌朝。艦隊司令官室に無言で佇む二人。

提督「あ、あの……昨日は後始末ありがとう…ございます……」

長月「あ……い、いや別に……」

提督「これからは私も極力体力を残して協力できるように努めますので……」

長月「……あーっ!! 面倒くさい! 変に意識するなっ! 私も調子が狂う!」

提督「あ、う、うんそうだよね、いつも通り、いつも通り……」

長月「それが既にいつも通りじゃないっ」

提督「あ、あぁ……そ、そうだ、そう……よ、よし! 長月、今日も一日がんばるぞ!」

長月「その意気だ。じゃあ任務、開始するぞ」

提督「よーし、デイリー任務『装備開発中の長月を開発せよ!』からだな!」

長月「はぁ……バカに戻ってしまった……」

提督「これがいつも通りだな。うんうん。俺としたことが自分を見失うとは。何かの間違いだぜ」

いつもと少しだけ違う始まりを迎えた鎮守府に、いつもと同じ日常が戻ってきた。
いつものように、慣れた調子で提督と長月は工廠へと向かう。

 すたすた… スッ…

二人が部屋を出て並んで歩き始めると、ふいに長月が提督に身体を寄せ、上目遣いで囁きかけた。

長月「(……もし司令官が望むならだが、来月も私主導でもいいぞ?)」

提督「は、はい……」

それでも少しずつ、日常は変化していく。




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どうよ?(直球)

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