長月の快然たる鎮守府生活 ~AL/MI作戦2~

BY IN 艦これ, 週代わり企画 0

●E-5 MI島確保作戦



提督「うおおお何だこの複雑なマップはああああ!」



提督「行けたー!」



長月「……大丈夫か? 司令官……」

提督「思ったより楽に行けたからびっくりした」

長月「それは良かったが……報告書にならんぞ」

提督「そ、そうだな。えーと、ルートは索敵が足りていればどのルートでもボスまで行ける。上も下も一戦目は楽な潜水艦マスだ。ただ上下上下のルートは夜戦が二回、上上下下のルートは夜戦一回あるから事故が起きやすい。開幕下ルートだともうボスまで余裕だな」

長月「下ルートに固定できる編成はないのか?」

提督「まだ見つかっていないな。第二艦隊に夜戦装備を充実させて行こう。時間があるなら支援艦隊なしで、上ルートに行ったら一戦目撤退という手もあるな」


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我が鎮守府の艦隊

低速戦艦2
空母4

+軽巡洋艦1
駆逐艦2
重雷装巡洋艦1
航空巡洋艦2

+決戦支援艦隊

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長月「編成もこれまでとあまり変わらないな。雷巡が入ったくらいか?」

提督「ああ。ボスが雷撃有効だから打ち漏らし防止にな。決戦支援も入れればボスも余裕だ! 北上様頼もしい~」








提督「よっし! 報告書も完成して本当に作戦完了! 珍しく資源も貯めたけどまだたっぷり残ってるし、必要なかったかな。景気づけに大型建造でも……」

有り余る資源のデータを眺めながらその使い道をあれこれと考える提督。散財の快楽には誰も抗えないのだ。
しかしその怠惰な時間を切り裂くように部屋中に打撃音が響く。入り口のドアが蹴り開けられた音だった。

長月「た、大変だ司令官! 本土近海に敵影! いつもの雑魚とは違う……敵の本隊だ!」


●E-6 敵別働隊を迎撃、本土近海防衛!

提督「何だって…!? どうしてそんなところに本隊が…… わざわざこの作戦の隙を狙って、がら空きの南西諸島を回って…?」

長月「わ、分からない…… とにかく敵はもうすぐそこだ、AL/MI各作戦に向かった艦娘の帰投は間に合わないな……」

提督「……仕方ない。残存戦力で撃退するぞ! 全艦娘を緊急招集! ここは皆の帰る家だ……守り抜くぞ!」



提督「敵が攻めてきてるのに羅針盤が!」

長月「まあ正確には防衛戦ではないからな。防衛戦の場合は一度でも負けたら撤退=完全敗北になってしまう。全艦娘を本土近海に配置して防衛戦をするのも手だとは思うが……」

提督「それは最後の手段だな…… 敵が侵攻準備を整える前に叩くぞ!」


――――――――

我が鎮守府の艦隊1

雷巡1
大和型2
金剛型1
軽空母2

+決戦支援艦隊

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提督「これでどうだっ!? ルート固定は軽空母2で上上、重巡/航巡2で上~、空母3で上~ だ」

長月「着実に敵本隊に打撃を与えているようだ。あと一度敵旗艦を叩ければ、敵部隊を壊滅させられる…!」



長月「!?」

提督「何……だと…?」

長月「戦艦棲姫が2隻に!? いったいどこから……」

提督「くそっ! 一旦撤退だ! 作戦を立て直すぞ!」


――――――――

我が鎮守府の艦隊2

航巡2
大和型2
金剛型1
正規空母1

+決戦支援艦隊

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提督「くっ…… 火力が足りないかっ……」

長月「雷巡の魚雷カットインを狙うのもいいと聞くが…?」

提督「運が高い北上様はMIに送ってしまった……」

長月「そうか、運がカットイン率に関係するんだったな…… 司令官、嘆いても仕方ないぞ。AL/MIに向かった艦娘達の帰る場所を守るんだろう?」

提督「……そうだ。そうだったな。……まだ、手はある。諦めるのは全てを試してからだ!」


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我が鎮守府の艦隊3

航巡2
大和型2
雷巡1
正規空母1

+決戦支援艦隊

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提督「金剛型では4戦目の夜戦時には火力不足だ。夜戦特化で行く。航巡の一人は夜戦装備キャリアーとして旗艦に置いて保護する」

長月「なるほど、しかし金剛型に詰んでいた電探と観測機の分の索敵は大丈夫か…?」

提督「観測機は夜戦装備の航巡に追加で一つ載せて、電探の分は空母に彩雲を詰んで補う。そのために減らした烈空の制空値は、航巡の観測機を瑞雲(六三四空)に変えてギリギリ……」

長月「敵本隊に到達出来たようだ! 制空権もなんとか優勢…!」

提督「よし! 行っけー!」



提督・長月「やったー!!!!!!!」





 ――とある鎮守府、艦隊司令官室

提督「あきつ丸ー……どこじゃー……」

長月「司令官、シャキっとしないか。あの時の真剣な人格は本当に司令官だったのか?」

提督「ああ、あれは兄の絹糸だ。俺実は六つ子だったんだよ」

長月「実はとか言ってる時点で」

提督「ほんとほんとー。ウチの家族に挨拶にくるときビックリするぞ?」

長月「はぁ……何で私が挨拶………………っ!」

提督「来るでしょ?」

長月「そ、そういうのはその……あの………あっ! 空とぶあきつ丸!」

提督「えっ! どこっ!」



提督「出たーー!!!! よっしゃー!!! バンザーイ!!!」

長月(ほ、本当に出た……)

鎮守府にまたいつもの日常が戻った。
見事に作戦の隙をつかれ、本土近海にまで敵の侵攻を許してしまった人類。果たしてそれが意味するのは――


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イベント終わりっ! ではなくあきつ掘り中です。現在2。清霜は諦めました。そのうちどっかで出る(慢心)
今回のイベントは難易度がおかしいので、ある程度戦力が整っている提督でもE-1/2で力尽きる可能性がありますね。ただしそこを越えればE-3/4/5は楽チンですのでどうにかE-5クリア報酬の雲龍をゲットしましょう!
E-6は本当にキツイのでオススメはしない

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