じゃあ、DTMでも

BY IN 週代わり企画, 音楽 3 COMMENTS

東京も遂に秋がやってきて嬉しい毛糸です
今回はDTM講座でもやってみようと思います
と言っても私もまだ耳コピくらいしか出来ないので、ソフトの操作など基本的なことだけですが…
興味のある人はこの機会に一緒にはじめてみませんか?



1.ソフト
まずはDTMを行うソフトです
簡単に言えば楽譜を書くためのペンと紙です
最近はフリーでも結構性能がいいみたいです
有名どころではdominoやSONARなんかがありますが、私はMusicStudioProducerを使ってます
これもそこそこ有名で、まあ使いやすいです
とりあえず基本はどのソフトでもそこまで変わらないと思うので、これで解説していきます

2.音源
まずはMIDI音源がオススメです
MIDI音源は音のセットです。ラインナップはどっかの誰かが決めたもので統一されています
デフォでPCに入ってるやつはあまりいい音ではないので、ちょっと探すといいのが結構あります
私はTimidity++というのをインストールしました
デフォよりは数段いいと思います
ソフトシンセというのも入れることができ、こっちは自分で音を弄って好きな音を出すことが出来ます
Synth1というシンセが自由度が高くていいみたいです。その分ちゃんといじらないとショボイ音になってしまいますが…
しかし最初はMIDI音源の100種類以上の音と、それらを同時に鳴らす組み合わせだけで十分だと思います
ちなみにMIDI音源とソフトシンセは同時に鳴らすと小節頭のズレが起こりやすいので、どちらかだけを使って打ち込んだほうがいいと思います

3.実際に音を鳴らせる機材
これはなくてもDTMはできます
ただ、実際に和音やメロディをひいてみないことにはイメージがしづらく、絶対に不便なのでキーボードなどがあるといいです
録音機材としても優秀で、楽譜とにらめっこして強弱やテンポの緩急をつけるより、自分でひいたのを録音した方が何倍も楽にイメージ通りのものが出来ます
しかしとりあえずPCに繋いで録音するのは後でいいと思います
接続とかが面倒くさいので

これだけで始められます
ではMusicStudioProducer(以下msp)の使い方を軽く解説します

msp1

・MIDIの設定
セットアップ→MIDIデバイスの設定→MIDIout
の項目をいじればどのMIDI音源を使うか選べます
デフォから変えましょう

・「トラック」ウィンドウ
指揮者目線の楽譜です
どの楽器がどこで演奏するのかが大まかに設定できます

・「Tr.」
トラック番号
演奏者の出席番号です

・「R」「M」「S」
外部機材から録音するトラック、ミュートにするトラック、ソロにするトラックが設定できます

・「Track Name」
トラックの名前です
演奏者の氏名、または楽器名みたいなもの

・「Device Name」
楽器の種類です
ここでMIDI音源にするか、ソフトシンセにするか選べます
ソフトシンセにする場合はリストから「A1」などを選んで、
「Patch」の項目でどのソフトシンセを使うか選びます

・「Ch」
チャンネル。画像で言えばレイヤーです
MIDI音源の場合、チャンネル10はパーカッション専用と決まっています

・「Patch」
MIDI音源の場合はその中のどの音を使うか、
ソフトシンセの場合はどのシンセを使うかの設定です

・「Vol」「Pan」
音量と左右のバランスです
MIDI音源のときのみ有効みたいです

・一番右
楽譜の縮小版です
何小節目でどのトラックが音を出しているかが分かります
細かいことは分かりません

msp02.png
ピアノロールを開く
msp03

・「ピアノロール」ウィンドウ
個人パートの楽譜です
縦軸が鍵盤(音の高さ)で、横軸が時間(小節)なので分かりやすいかと思います

・「Tr.」
どのトラックのピアノロールかが分かります
上の画像では001・002・003が同時に表示されています
左クリックで表示、右クリックで非表示です
上の「Tr.」ボタンでこの機能自体の表示のオンオフ
その右の「3」は同時に表示されている複数のトラックのうち、現在編集しているトラックの番号です

msp04.png
鉛筆モードと選択モードの切り替えボタンです
鉛筆では楽譜の書き足しや細かい編集ができ、選択ではコピー&ペーストができます

・「Dur:」
編集の最小単位の設定
音符単位での編集になります。選択モードでは非表示

あとはテンポとか全体の小節数とか再生とかもありますが、触ってみれば分かると思います
録音とエフェクトは自分もまだよく分かってないので省略
以上

以下耳コピしたAIRより「野道」の解析
ドロボに楽譜(mspファイル)も入れとくので興味あったらどうぞ

・メロディ
出現音はAb Bb C Db Eb F Gb Ab よりキーはEb短調

・リズム
ハイハットで8ビート 1の裏、5・7はオープン
スネアで2ビート
ボンゴみたいなやつ8ビート? 裏多目 16分3連あり

・和音1 ふわっとした音
5度の和音
Ab | Ab Bb Db | Ab | Ab Bb F |

・和音2 ピアノ
Db Ab C → Db△7
B Gb Eb → B
9小節目から
Db△7 (*2) | B (*2) | Db△7 (*2) | B Bb Fm7 |

結論:理屈じゃない

(書いた人: )

3 Comments

  1. トミー |

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ハイハットの8ビートとか単体で見れば分かるんだけど、そういうのを組み合わせて曲を作っていくってやっぱりすげぇなぁー
    全然わかんねぇや……

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  2. こまくさ |

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    すごい見覚えある画面だと思ったら私がJK時代に使ってたDTMソフトじゃないですかーやだーー!
    mspでドラムパートが打ち込める気がしなくて、これととプラスでhydrogenで曲作ったのはいい思い出(?)です。
    ソフトシンセは確かにどう弄るか考えながらじゃないと思った通りのいい音が作れなかったりして大変ですよね……単純に波形いじるのともまた違うし……
    私もいい加減キーボードを打ち込み用に使えるようにするためにUSBインターフェース欲しい(´・ω・`)
    ところで誰かディレイラマ使って曲作りませんk(ry

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  3. ナリマサ |

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    とてもわかり易い解説ですな。自分も色々時間作って始めて行かないとね。
    しっかし、今ってフリーのソフトもなかなかバカにできない性能してるんだなぁ(・ω・`)
    結論:理屈じゃない って辺り、やっぱりセンスに掛かるウェートが大きいんだね、芸術の分野って。

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