305開発部ログ / 305開発部ログ

町娘「あぁん、そこっ、そこは弱いからやめてぇ！」
俺「どれどれっ、確かにここは敏感なようだな。だが、こちらの方はどうかな。」
町娘「あぁっ、そっちの穴はっ、い、いやぁああああ。ﾌﾟｼｬｧｱｱｱｱｱ。」
俺「ふむ、どうやら後ろの穴はA＋、前はA、乳首はB-といったところか。処女性は皆無。色は綺麗なピンク色だが、俺の目は誤魔化せん。性技術レベルはかなりのものだしトータルでクソビッチ判定だな、これは。」
町娘「そっ、そんなぁ…。」　
俺「まぁそんな悲しむな。国の将来のために多くの子供を産んでくれ。」
町娘「…じゃあ俺さんのこ、子供を産みたいな///」
俺「さて俺は次の対象が待っているからいくな。また来年な！」
町娘「スルーなんてひどい。でもそんな冷たい俺さんも素敵///」



俺は国から派遣されている国性調査委員の一人だ。
国性調査とは、その名の通り、性に関する調査だ。国勢調査なら聞いたことがあるだろう。それの保健体育版だと思えばいい。
昨今の若者の性の乱れ、少子化に危機感を覚えた政府は5年ほど前に国勢調査に加えて国性調査を開始した。

この国性調査はそれぞれの性感帯における感度や状態、性技術を調べ、国の大事なデータとして保管するもの。調査は一年に一回行われ、若者のみならず、既婚の夫婦においても調査は行われる。
性感帯の状態、性技術如何では夫婦間におけるセックスレスの原因にもなり、少子化にも関係するというのが政府の見解だ。

また国性調査は問題のある性活動にも厳しくとりしまり、また性技術レベルの安全安心な水準の向上を目指すために利用される。

その為か日本の性技術レベル、性感レベルは世界的に見ても高く評価されている。
さすがは職人が生まれる国家、極める人が多いのだろう。感じるレベル、感じさせるレベルが高いというのはものづくりにも共通する重要なことだ。まぁ子作りこそ、最大にして最高のものづくりであることはいうまでもないが。
5年前まではHENTAI文化の高い国ではあったが、それゆえに実践に弱い人間も多かった。だが国性調査に伴う国の地道な行性指導により知識レベル、実践レベルともに世界最高水準に達している。

そこで国性調査には俺のような国性調査員が派遣される。国性調査員になるには高い倍率を競って、国の国性調査委員養成所に入らなければならない。
まず第一に書類審査で外見を判断される。
これは外見が良くないと国性調査によくない影響がでるためだ。簡単にいえば、ブサイク相手だと萎えるってこと。まぁ性の嗜好は多種多様だから、もちろん少数ながら例外もある。ここでは説明を割愛するが。

次に第二の条件として性の体力が要求される。いわゆる絶倫がもとめられてるってこと。毎日多くの調査対象と性活動を行うのだからこれは当然だ。

そして最後の条件として、高い理性が問われる。国性調査は実際に性活動を行うのだが、例外もある。それは処女だ。処女相手の場合、いくら超絶可愛い美少女であろうと決して手を出してはならない。挿入はNGだ。目の前にとんでもないご褒美が転がっていても断固たる意志、理性の力で本能をはねのけられる人材でなければならないのである。処女は守られるべき、それが政府の方針である。
ただ、唯一の例外はあって、それは調査対象と恋人になること、もしくは調査対象の希望によるもののみである。

ただここまで読んでいるとブサイクな男子諸君は悲しみに打ちひしがれているだろう。安心したまえ。実は国性調査は女性だけが対象ではないのだ。
もちろん男性も調査対象となりうる。特に男子諸君は性技術レベルの向上が国として求められているからだ。であるからには、もちろん女性の国性調査員も多く存在する。男子諸君の性技術レベルの向上の為にデータを取りつつ、改善、向上するためのアドバイスをくれることになっている。
それで女性の場合は処女は守られるべきといったが、男性の場合は童貞は捨て去るべきものとされている。実践あるのみ、技術レベル向上に邁進せよとの見解である。
ただ、どうしても童貞を捨てたくない人は希望すれば女性器への挿入は免除される。
また、同性愛の調査対象の為に、事前に希望をとって、好みの同性を選択することができる。

※足つったので今日はここまで。明日に続きます。